ゆるゆるまいうぇい

Entries

Category : 読書

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
本の衝動買いなんて、何年振りだろう。
何気なく立ち寄った本屋さんでパッと目に飛び込んできたこの本。

bfc4531d-bcaf-463f-a7b3-9776f42fed50.jpg

タイトルとあらすじ見て、さわりだけパラパラと読んでみた感じ、仕事で忙殺されているダンナにぴったりの本ではないかと。
なにか少しでも響くものがあればいいなぁと、一縷の望みを抱きつつ思い切って買ってみました。


≪主人公はブラック企業に勤め心身ともにボロボロの23歳男、青山隆。
休日出勤は当たり前の日々が続く中、とうとう限界を迎えて帰りの電車を待つホームでなんとなくふらぁっと線路に転落しそうになります。しかし、そんな彼の腕を突然現れたある男ががっちりと掴み止めます。「久しぶりやな!俺や、ヤマモト!」。同級生だと名乗るヤマモトに助けられた隆は、はじめこそ戸惑うもののすぐに打ち解け心を開いていきます。ヤマモトとは本当に同級生なのか? 本当は何者なのか? 隆に近づいた目的は?≫



ダンナに読ませる前に、まずは味見しておこうってことでちょこっとのつもりで寝る前に読み始めました。
いや~、見事に止められなかった(笑)。結局2時間ほどで一気に読んでしまいました。
なんなんでしょう。この本の、不思議な引き込む力は。鬱や自殺といった重いテーマを扱っているわりに、文章はすごくソフトなんです。中学生とかでも読めてしまうんじゃないかってぐらい、読みやすい文章。逆にこんなテーマを重厚なタッチで書かれてもどんどんと苦しくなってしまうと思うので、この一見軽すぎるんじゃ?ってぐらいの文章がすごくイイ感じなのです。

そしてなんと言っても、この本には優しさが溢れてる。
優しく温かい言葉がすーっと心に沁みわたってくるのです。

正直、後半にさしかかるあたりから涙が止まりませんでした。
本を読んでこんなに泣けたのは本当に久しぶり。ダンナのために買ってきたはずなのに、自分にも共感できるところがたくさんあって、隆の苦しみが本当にリアルに感じられた。そしてなにより、ネタばれはなるべく避けたいので詳しくは書かないけれど、ヤマモトに感情移入してしまってぼろ泣きでした。


自分もそうでしたが、人は苦しいと“死”を選びたくなります。
死ぬ気になればなんだってできるっしょ!と元気な人は言います。
でも本人にとってはもう、“死ぬこと”が一番の救いなんですよね。その時は。

死にたいと思う時って、希望が無いんだと思うんですよね。
生きて行く先になにも見えなくて真っ暗で。

隆はまさにそんな状況でヤマモトという奇跡みたいな人と出会えたわけなんですが。現実はそうもいかない。でもきっとそんな状況から抜け出すことってそんな難しいことではないのかもしれない。
少し見方を変えてみたり一歩下がってみたり、時にはその場から逃げてみたり、、、。ヤマモトが現れないとしても、例えば本や映画や音楽が、そんなキッカケを与えてくれることもあるかもしれない。


まさしくこの本は、そんなキッカケのひとつになるのではないかと思う。
そしてみんなが誰かにとってヤマモトのような存在になれたら、どんなに良いだろう。
スポンサーサイト

プロフィール

まい

Author:まい
ついに三十路突しましたへっぽこ主婦です。

米ドラマSUPERNATURALと主演のジェンセン・アクレスを愛し続けて祝10年!
一日中でもできるほどゲームが大好きw 映画観るのも大好き。アメコミヒーロー大好き。
オタク街道まっしぐらな日々。

ハマってる海外ドラマ
SUPERNATURAL
ARROW
FLASH
ウォーキングデッド

好きなゲーム
デモンズソウル
ダークソウル
ダークソウル2
アサシンクリードシリーズ
アンチャーーテッドシリーズ
バイオハザードシリーズ

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
Copyright © まい
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。